136207 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

The World According to Fami-Go

The World According to Fami-Go

Nov 24, 2005  頼れるところは。。。


「言語相談」をしてくれる、子ども診療所へ行ってきました。  不運な事に朝るるすけを送る時、走り出したぼんちゃまの腕を掴んだ途端、ポキッて嫌な音。  「タイタイーー」と腕を押さえて泣くぼんちゃま。  あ、又外れましたね。。。とうっすら気が付きましたが、診療所の予約は9時半。  接骨医に寄っている時間はありません。  行き先も病院なんだから、何とかなるかも?と泣いているぼんちゃまをなだめながら出かけました。(鬼?)

病院に着いても、一切右手を使わないぼんちゃま。  やっぱり外れていますね。。。と思いながら、耳の検査へ。  すっごく原始的、でもとっても子供向きの機械で検査したところ、耳には異常は無さそうでした。

次に個室に入って先生との面談。  まずは、絵本を読んでもらいました。  仕掛け絵本だったのですっかり気に入ったらしく、先へ先へと読んでもらいたがっていました。  普段のぼんちゃま、そんなに本好きではありません。  図鑑はじっくりだけど、お話はパラパラ。。。これ、とっても心配な事の一つです。
次にお絵描き。  右手が使えないので、左手でちょっと殴り書きをした後、「ガッタンゴットン」と言い、先生にリクエストして電車の絵を書いてもらっていました。  ちょっとお空を書き足して終了。  いいのか悪いのか良く分かりませんでした。

その後、物のカードを見せられて一つずつ名前を答えていきました。  ぼんちゃま、すべての名前は分かるものの、発音は「パン」の「ぱ」のみだったり、「犬」は「わんわん」だったりと、赤ちゃん言葉がほとんど。  
「犬はどれ?」と指差しで答えるものは大丈夫でしたが、動作のカードでまた一苦労。  
「これは何をしている絵かな?」と聞かれても答えられなくて、絵と同じゼスチャーをしていました。  「手を洗う」「ご飯を食べる」。。。分かっているのだろうけど、言葉ではどれも説明できませんでした。

先生は、次に大きい小さい、色の区別の検査を予定していたようですが、型ハメを見つけてやりたがったぼんちゃまの希望に沿ってパズルを先にしたら(これも左手のみで苦労しながらはめていました)、ぼんちゃまがすっかり飽きてしまい、予定の二つの検査は出来ませんでした。

先生は、「今のぼんちゃまは、言葉が爆発的に出る前段階にいるので、そのうちに赤ちゃん言葉も直り、話せるようになるでしょう。」と言われました。  でも、検査がちゃんと出来なかった事もあり、「言葉だけの遅れか、その他の発達にも遅れがあるのかは、今の段階では分かりません。」との事でした。
今週中に、言語聴覚士の先生と方針を決め、どのように通院するのか?遊びの会にはいつから参加するのか等連絡していただけるそうです。

「来年からの予定はありますか?」と聞かれ、「発達が遅めの子供向けの幼児教室に予約を入れているものの、入園できるか分からない。」と答えると、「幼稚園の未就園児教室でもいいけれども、やはり言葉の遅れなどに気を配ってくれる所に通うほうがいいかも?」と言われました。  兎に角、やはりどこかに定期的に通うことは重要なようでした。

この病院でも2歳児は月に一度の会ですが、入園前の子供は週に一度通えるらしいので、大変頼りになります。
この病院で言葉の相談に乗ってもらいながら、行政で全体の発達も定期的に見てもらい、幼児教室にも通えると一番良いのですが。。。 でも、相談できるところ、ぼんちゃまを受け入れてくれるところが増えて、私の心もずっとしっかりしてきました。 
 
おまけですが、先生が「まるく育っているね。」とポツリと言ったのが印象的でした。  身体がまるまるって意味ではなく、ぼんちゃまの人となりが”まるい”だと思うのですが、嬉しいです。  はしっこくて勘が良くて、行動的なるるすけも可愛いですが、遅れながらもおっとりまるく育っているぼんちゃまもいいもんだ~と思いました。  

そうそう、ぼんちゃまの腕ですが、やっぱり外れていました。  病院の帰り接骨医に寄って見てもらったら、あっさりポキッとはいりました。  先生がご褒美にくれたキャンディーも、今度はしっかり右手で掴んだぼんちゃま。  今日も可哀相な事をしちゃったね。  ごめんね。


© Rakuten Group, Inc.